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天はカードの上にカードを造る

 

これで、すでにプレイされたカードをカウントすることによって、将来のハンドについての情報を得られることが分かった。

 

 

しかしこの情報を活用するためには、どのカードがプレイヤーにとって有益か、そしてどのカードがそうでないかを知る必要がある。

 

 

これを知っておけば、プレイ済みのカードをカウントすることで残りデッキの状態が有利なタイミングを見極めることができる。

 

 

最終的には、デッキの状態がマズイときには小さく賭け、オイシイときには大きく賭けるという戦略を行うことになる。

 

 

では、味見の方法を見ていくことにしよう。

 

 

どのカードが有利でどのカードが不利かを決定するためには、ブラックジャックのルールと、さらに基本戦略とディーラーが必ず従うハウスルールのプレイ戦略の違いについて考える必要がある。

 

 

この違いを比べると、いろいろなことが分かる。

 

 

そこから、なぜハイカード(主にAと10)が多いデッキとローカードが多いデッキを見極めることが重要なのかを知ることができる。

 

 

1) ナチュラルに対する支払いシステムがプレイヤーに有利である。

残りデッキにAや10が平均以上に含まれている場合、ナチュラルが配られる可能性がより高くなる。

 

 

この要素はプレイヤーに有利に働く。

 

 

その場合ディーラーもプレイヤーと同じ分だけBJとなる可能性が高くなるが、プレイヤーのBJには割増された金額が支払われる。

 

 

ここで、最低でもひとつのナチュラルが、毎回プレイヤーかディーラーのどちらかに現れると仮定しよう。

 

 

つまり、プレイヤーとディーラーの片方か、もしくはその両方が毎ラウンドBJを手にするのだ。

 

 

ここでは毎回$20ずつ賭けるとする。

 

 

まず、プレイヤーとディーラーの両者がBJのときは、プッシュとなってベット金額に変化はない。

 

 

ディーラーだけがBJを引いた場合には、プレイヤーは$20を失う。

 

 

しかし、プレイヤーがナチュラルを手に入れてディーラーがそれ以外のハンドだった場合、その支払いはベット金額の1.5倍となるので$30のプラスとなる。

 

 

したがって、全体としてはプレイヤーが大きなプラスとなるのだ。

 

 

2)ディーラーはハンドの合計が17~21に達するまでヒットしなければならない。

全てのカジノのディーラーは、決められたルールに従ってプレイする。

 

 

つまり、16以下のハンドは全てヒットし、当然22以上のハンドはバーストとなる。

 

 

合計が17~21のハンドは「安全圏」とされ、ディーラーはこれらの合計値までヒットした後、スタンドする。

 

 

残りデッキ中のハイカードの割合が平均以上である場合には、ディーラーがスティッフハンド(12~16)から安全圏までヒットできる可能性は低くなる。

 

 

一方で、ローカードが多く残っている場合には、ディーラーのハンドが安全圏内に収まる可能性が高くなる。

 

 

熟練プレイヤーは、残りデッキにハイカードが豊富に残っていれば、ディーラーがハイカードを引いてバーストするように、スティッフハンドをスタンドすることがある。

 

 

3) ダブルダウンのとき、プレイヤーは一般的にハイカードを必要とする。

普通、ダブルダウンをするためには2つの条件を満たさなければならない。

 

  • (a)勝つ見込みが高い。
  •  

  • (b)あと1枚のカードだけで足りると思われる。

 

さらに、基本戦略の考察の中でも触れたように、ほとんどのダブルダウンは弱いアップカード(3~6)に対して行われる。

 

 

したがって、豊富なハイカードによって2つの効果がもたらされる。

 

 

まず、プレイヤーのハンドが(10か11のダブルダウンの場合)飛躍的に向上する可能性が高まる。

 

 

そして、アップカードが弱い場合は特に、ディーラーがよりバーストしやすくなるのだ。

 

 

4) 残りデッキにハイカードが豊富に残っている場合、スプリットハンドの多くがより有利になる。

ハイカードが多数である状況は、一般的にスプリットに(攻撃的か防御的かに関わらず)有利に働く。

 

 

特に7、8、9、Aのペアのスプリットについては、これが顕著だと言える。

 

 

5) インシュランスが有益なベットになる。

これは軽視してはいけない。

 

 

なぜなら、カードカウンティングをしている場合、正しいインシュランスの活用にはおおよそ0.15%以上の価値があるからだ。

 

 

基本戦略の考察の中でも述べたように、残りデッキの構成内容を把握していない状態では、けっしてインシュランスを選択してはいけない。

 

 

しかし、カウンティングによって10のカードが普段の状態より大分多いことが分かれば(正確には10対他のカード=1対2の割合を上回れば)、プレイヤーはインシュランスを取るべきである。

 

 

インシュランスのいいところは、プレイヤーが賭けたいときにだけ賭けられるところだ。

 

 

つまりそれは、カードカウンターが有効に活用できる任意のサイドベットなのだ。

 

 

以上が、カードのランクによってプレイヤーが有利、不利に分かれる主な理由である。

 

 

残りデッキのハイカードが平均より多い場合(もしくはローカードが少ない場合)、プレイヤーが有利になるのは明らかだ。

 

 

逆に言えば、ローカードの数が平均より多い場合(ハイカードが少ない場合)には、ディーラーが有利になるのだ。

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